盆休みの渋滞を巧みに避けつつ、某所にロケハンと言うか、”偵察”に行ってきました。
いやはや…もろもろの都合で遅れに遅れ、林道に入ったのは、たしかもう夜11時すぎだったと思います。(ちなみに、安全対策をして撮影しています)
夜間なので、地元の迷惑にならないように、周囲に集落のない入り口から入ります。ここは山上でいくつかの林道が交差しているため、そこを経由して目的地まで入ろうという算段です。

実はこのへんはちょっとしばらくぶりで、夜のうちにいくつかの撮影候補地の中から、そこまでの道がどのへんまで通行できるかを確認しておきます。だいたい冬季閉鎖される山岳林道といえば、毎年そこかしこで崩落があるのは当たり前のことなので、「雪解け以降秋まで通行止め」なんてことは良くあるのです。そしてご多分にもれず、今回も机上の候補地がいくつか消えていきました…。

ある程度候補地を絞って、とある場所にテントを張ったのは、もう深夜の2時すぎでした。この時間だとそこまでの道すがら、夜行性の動物の皆さんが林道を横切ったりします。最初はウサギ、次は狸より少し大きい謎の生物、最後はでっかい鹿さん… ウサギ以外は車のすぐ前をどうどうと横切っていきます。ですが突然なので、写真を撮るほどの余裕はありません。

こうしたことは頻度が少なくなるとはいえ、昼間でもあるので一応慣れっこですが、どういうわけかウサギだけはきまって、林道沿いに走って逃げます。もちろんこちらが追いかけているわけではありません。彼らがわざわざ飛び出してきて、道路の端ですが、車(やバイク)のすぐ前を先導するかのように走るのです。そして数メートルから十数メートルほど走ると、急に気がついたように脇の藪に横っ飛びして消えます。

彼(彼女?)の気持ちを私なりに想像してみますと…「わぁー!なんかでっかいのが追いかけてくるぅーー!(必死) あ、あれ? 脇に飛び込みゃいいんじゃん!」 家ウサギもそうですが、彼らの行動はとにかく唐突です(^^)。

さて、標高1500mの深い霧の中、テントを張って遅すぎる夕飯を作ります。(以下は、ケータイカメラです。)

お気に入りの「石丸製麺」のそうめんです。そうめんなら2分で茹で上がるので、燃料の節約にもなります。 しかしもともと水の豊富な沢沿いにテントを張る予定だったのですが、ここはまだおもいきり山の上。しかたなく水筒の水をちょびっと使って茹でます。

茹で上がった麺を、流水で冷やすことも当然出来ません。しかも少量のお湯で茹でたため、茹で汁はドロドロです(^^;)。しかしこんなものでも貴重な水分、しかもいろんな意味で捨てるわけにはいかず、少しずつ少量の麺つゆにつけて、冷ましながら食べます。実はこの少量の麺つゆというのがキモなのです。

食べていくうちに、麺に絡んだ茹で汁と麺つゆが混ざって、食べ終わったころには、麺と一緒に茹で汁もほとんど無くなっています。そして残り僅かになった麺つゆは、すっかり味も薄まって、最後の麺と一緒に全部胃袋に入ってしまいます。したがってこのとおり、コッヘルの中は綺麗、スッキリ。捨てるものはほぼありません。

さて、こちらは後日歩きで沢に入る前の朝飯、ラーメンです。まだ朝の3時半ですし、肉体各部からの不平不満を誤魔化すために、なんとハムを入れると言う贅沢をしてしまいました。結局今回、行動食の甘い菓子パンとバタピー以外に、用意したアルファ米やらは、予備食として食べることもなく、ほぼ三日間簡単なものだけで終わらせました。体重も2kgほど落ちましたが、これも下界に帰ればすぐに戻ってしまうでしょう。それが残念。これでも昔は食品成分表で全部カロリー計算とかしていた時期もあったのですよ。それが今ではこの有様… 良い子はけして真似しちゃいけません。